甚目寺観音消防訓練 〜第59回文化財防火デー〜

 平成25年1月25日(金)、全国一斉に行われる第59回文化財防火デーの一環として、甚目寺観音を対象にあま市消防団及び甚目寺観音自衛団との合同消防訓練を実施しました。この訓練では、甚目寺観音境内の秋葉堂から出火して重要文化財の三重塔へ延焼するのを想定し、その延焼防止を目的として実施しています。 

●訓練の舞台となった甚目寺観音の様子です。
●訓練が始まりました!住職が秋葉堂での火災を発見し、消防署へ119番通報しています。この間に甚目寺観音自衛団の方々が三重塔内にある重要物件を運びだします。
●重要物件の搬出が終わったらすぐさま初期消火開始!消火器や境内に設置されている放水銃で初期消火を行いました。
●消防隊が到着しました!三重塔への延焼を防ぐため消防隊、あま市甚目寺消防団及びはしご車による一斉放水の準備に入ります!
●放水開始!火災は三重塔へ延焼することなく鎮火し、各部隊は中隊長へ報告します。
訓練終了!
●訓練終了後、あま市長、あま市消防団長他、様々な方々からあいさつをいただき、海部東部消防組合消防長からは訓示をいただきました。
  また、訓練終了後には見学に来ていた甚目寺小学校の子ども達に消防車両の説明を行いました。


                〜甚目寺観音訓練を終えて〜

                              北分署第一担当班警防担当
                                       横井 秀行 消防士

 毎年1月26日の文化財防火デーに伴う甚目寺観音での消防訓練に私は消防部隊として参加し、あま市甚目寺消防団の方々と連携して一斉放水訓練を行いました。
 昨年、初めてこの訓練に参加したときは、とても緊張しながら自分の与えられたことをやり遂げることに必死だったのを覚えていますが、今回も初心を忘れず、なおかつ去年より迅速かつ的確に訓練を行えたと思います。また、今回の訓練を通して基本的な訓練ほど難しいものはないと再認識するとともに、このような訓練は自分自身だけではなく地域の方々にもより一層防火意識が高まると強く感じました。
 今後も訓練を重ねてさらに高いレベルで活動が行えるよう日々努力し、甚目寺観音をはじめ、慣れ親しんだ地域と住民の方々に貢献していきます!
 

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