旧あま市民病院 多数傷病者対応訓練

 平成28年4月5日(火)、解体予定の「旧あま市民病院」で多数傷病者の対応訓練が行われました。
 
 本訓練は、平成27年10月15日に発足した海部地方北部災害対策連絡協議会の趣旨に基づき、災害発生時における消防と警察の初動対応の確立と相互の知識・技術・情報を交換することで、災害対応能力の向上及び連携強化を図ることを目的に行われました。

 訓練には海部東部消防組合消防本部、津島市消防本部、愛西市消防本部、津島警察署、海部東部消防ボランティアが参加しました。

 訓練想定
  震度6弱の地震が発生し、旧あま市民病院解体作業中の建物が倒壊。地震による被害を確認するため、巡回中の警察官が作業員10数名が倒壊した建物内に閉じ込められているのを発見し、消防隊の派遣を要請。

 開会式
海部東部消防組合管理者(大治町長)及び開催地市長よりご挨拶をいただきました。  
 要救助者発見
津島警察署員により倒壊建物内に要救助者発見!!  消防隊及び津島警察署大震災特別隊の派遣を要請。
 救助開始
 津島警察署員から通報を受け、消防及び津島警察大震災警備特別隊が現場に到着。要救助者が10数名いるとの情報を受け、連携して要救助者の検索及び救助を行います。
 情報の中で、個室内に閉じ込められている要救助者が発見されたため、救助資器材を使用して壁に穴を開けて救出を試みます。
 救助された要救助者は建物の外に設置された救護所に搬送され、重症度の判別後適切な治療を行うべく病院へ搬送されます。
 閉会式
津島警察署長より講評をいただきました。  

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